春になるとイライラしやすい、耳鳴りが増えた気がする…そんな経験はありませんか?
今回は「春のイライラと耳鳴りの関係」の体感エピソードを、国際中医師のひとしの嫁が解説します。
春だかんねっ。
初夏かと思うような天気だった2026年3月1日。
一応まだ春です。(当たり前)
そんな“いかにも春”な日に、わが家でこんな出来事が起きました。
長男、イライラしすぎて耳鳴り。
ことの発端は、次男がピーッと高音が鳴るおもちゃをしつこく長男の周りで鳴らしていたこと。
『うるさい!!!!!』
ブチ切れですわ。
そのあと、ずーっと耳を押さえているので
「いつまで耳押さえてんの(苛)」と私。
すると、
『耳鳴りが止まらへん(苛苛苛苛)』
一見すると、
・春
・イライラ
・耳鳴り
どれも関係なさそう。
でも中医学的に見ると、一言で終わります。
「“肝”暴れてますね。」
春は「肝」の季節|イライラしやすい理由
中医学では、春は【肝(かん)】の季節。
エネルギーが上へ上へと伸びていく時期で、
ベクトル強めの季節。
そして“肝”が担当している感情が「怒」。
まさに怒髪天な長男。
春はもともと気が上に昇りやすい。
そこに強い怒りが加わると、
気がさらに上へ上へと突き上げられます。
これが、
春にイライラしやすい理由のひとつ。
イライラと耳鳴りの関係|中医学の「内風」
強すぎる怒りやストレスは、中医学では「内風(ないふう)」を起こすと考えます。
体の中に竜巻が起きるようなイメージ。
その風が頭部に影響すると、
・キーーーーンという高音の耳鳴り
・頭の張り
・めまい
などが出ることがあります。
今回の長男は、まさに“肝の暴走モード”。
中医学をやっていなかったら、
「鼓膜イカれた?」
「病院?」
と余計な心配をしていたところですが、理屈がわかっているので焦らず。
※急な強い耳鳴りや継続する症状がある場合は医療機関を受診してください。
抑肝散は本当に効いたのか?
焦ることなく現状分析した私が
「イライラしすぎな、それ。これでも飲んどけ。」
と投げ渡したのは【抑肝散(よくかんさん)】。
読んで字のごとく、“肝”を抑える漢方。
理屈が分かった長男、大人しく抑肝散に手をかけ……
「ぶおぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
苦かったらしい(笑)
(※吐いてはいません)
そして5分後。
「漢方効いてるかも!耳鳴りなくなった!」
いや、それ単純に苦味でイライラが相殺されただけな。
割と効きが早い処方ではあるけど、そないに即効性あるかいな(笑)
もはやプラセボ感は否めない。
でも、不快が消えたならそれでよし。
中医学は、「なぜ今それが起きたのか」が分かる学問。
それだけで、余計な不安はかなり減ります。
春に耳鳴りやイライラが増える人へ
春は“肝”が高ぶりやすい季節。
だからこそ、
・怒りを溜め込まない
・軽く体を動かす
・深呼吸する
・目を酷使しすぎない
こういうケアが意外と大事です。
体はちゃんと季節とリンクしています。
「なんで今これ起きたん?」
が分かるだけで、体への向き合い方は変わります。
まとめ|春の耳鳴りは“肝”からのサインかも
春はエネルギーが上に昇りやすい季節。
その影響で「イライラ」や「耳鳴り」が起こることがあります。
中医学では、これを“肝の高ぶり”と考えます。
不調は敵ではなく、サイン。
その読み解き方を知るだけで、子どもへの声かけも、自分への向き合い方も変わります。
その読み解き方を知ってるかどうか。
たったそれだけなんです。
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