「どうしても不安がちで…」
「もっとメンタルを強くしたい…」
こんな悩みがあった時、メンタルトレーニングについて調べて気持ちのととのえ方を学ぼうとする人も多いと思います。
ですが中医学では、こういった「こころ」の問題は同じ漢字を持つ「心(しん)」という臓の問題としてとらえます。そして心をケアすることでこころのケアも。
実は「運動」はこの心を整えて強くするためにとても有効な養生法なのです。
【中医学における心とは?|中医学での臓】
こんにちは、国際中医師のひとしです。
今日のテーマは心と運動なのですが、かくいう僕も子供のころは小児喘息を患っていたこともあり、運動が大の苦手でした。いや今も得意と言うわけではないのですが…。
そんな病弱な子どものころの僕は、とにかく怖がりであれこれチャレンジすることがとても苦手でした。何をするにも不安感がつきまとっていたように思います。
中医学お話会などに参加していただいた方の中には
「不安を感じやすい」
「ドキドキしやすい」
といった体調のお悩みを持つ方が多くいらっしゃいます。
そんな方に関しては簡易的にですが「心(しん)が揺れやすいタイプ」と判断しています。
この中医学で言う心とはいったいどういうものか。
中医学で言う心に関して、古典では
「心は神(しん)を蔵す」
と書かれています。
え?神?GOD?中医学ってスピリチュアルだったの?
いえいえ、ご安心を(笑)
ここで言う神とは意識や精神活動のこと。つまり「こころ」のことです。
一方でこうも書かれています。
「心は血脈を主(つかさど)る」
これは読んで字のごとく、「心臓」としての働きももっているわけです。
この
「こころ」
「心臓」
の2つの側面を持つのが中医学で言う心なのです。
【心を強くするには心臓を強くする】
不安感やメンタルの弱さ、すなわちこころの弱さを克服するにはどうすればよいのでしょう?
中医学的にはその一つの答えが”心臓を強くすること”です。
理屈は簡単。
「こころ」と「心臓」はどちらも心に属します。なので、心臓を鍛えればおのずとこころも鍛えられるという寸法です。単純。
直接こころを強くすることができればいいのですが、なかなか難しいですよね。
この心臓を強くするために必要なのが”適度に心拍数が上がる運動”なのです。
心臓はその多くが筋肉でできているので、単純に筋トレの要領でよく動かせば強くなります。
心拍数をあげるということは、心臓のトレーニングをしていることと同じというわけです。
また、心臓は全身に血を巡らせていますが、心拍数を挙げることで半ば強制的にそのサポートができます。(がんばってやらせているとも言えますが)
心が弱めな人は心臓の力も弱く、巡らせる力が不足して末端冷え性に悩む人も多いので、これは一石二鳥ですね。
【心拍数をあげることがメンタル強化にどうつながるのか?】
そもそも心が強く健康であれば不安やドキドキはあまりおきません。
ではこの「心が強く健康である」とは具体的にどういうことでしょう?
答えは「心に心血(心の血液、栄養)が満たされていること」です。
心は自分の栄養状態が悪いと命の危機を感じます。(なんたって心臓ですからね)
なので、単純に栄養失調の時も同じようにこころが不安定になりやすく、逆にしっかり食べているというだけでもそれなりに心血が満たされ、不安感も減ります。
普段から運動していると心臓の動きが活発になり、心血が多く満たされた状態をキープしやすくなります。こうすることで
心血(栄養)がたっぷりある
↓
命の心配がない
↓
不安なんてなーい!
という流れが生まれるのです!
なんかこじつけみたいですか(笑)?
でも、この「そんなことでいいの?」を理論立てて健康に繋げていくのが中医学なんです♪
【心を養う運動のポイント】
では運動なら何でもいいのか?というと…ぶっちゃけ何でもいいです(笑)
やりかたにこだわるよりはとりあえず「やる」ことが大事。
とはいえ、できればこれらのポイントは踏まえていただきたい。
・しんどくない程度でOK
・時間は短くてOK(1分しなくても〇)でも週に一回とかは少ない
・心拍数がちゃんと上がるように
心拍数をあげることが目的なので、例えばゆったりウォーキング程度では強度が足りません。
数十メートルでもいいのでちょっと駆け足してみたりして心臓をドキドキさせましょう。
そしてもう一つ大事なのが、タンパク質をしっかり摂ること。
なんせ筋トレですから。
食べすぎはよくありませんが、心血を補うためにも毎食タンパク質を摂るように心がけましょう!
【まとめ|こころの土台は心】
中医学では、体(こころと心臓)を一つのものとしてとらえています。
こころの問題は気合や根性の話ではありません。
「心を強く健康を保つために心臓を強く健康にする」
ことで解決できると考えています。
運動とメンタルの安定を「心血を満たす」という理屈でつなげるもの、それが中医学です。
「適度な運動」なんて誰でも知っている健康法ですが、これが同身体に良いかを説明してくれる学問はそう多くはありません。
養生法の意味が分かると、より日常に取り入れやすくなりますよね♪
どうです?中医学。
シンプルだけど、面白いでしょう?
【中医学の世界をチラ見、どっぷり、楽しく学ぶ】
中医学ってとっつきにくそうだなーって思っている方、多いんじゃないでしょうか?
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